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プレスリリース

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T-PECアカデミーにサンリオエンターテイメント代表取締役社長 小巻亜矢氏をお迎えしました

「誰かのおせっかいで守られる未来がある」Hellosmileプロジェクト
(サンリオエンターテイメント/小巻亜矢さん講演レポート)

7月27日(月)の社内セミナー「T-PECアカデミー」では、株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長 小巻亜矢氏(以下、小巻さん)をお招きし、「若者の未来を守るおせっかい Hellosmileプロジェクト活動が目指す未来」をテーマにご講演いただきました。

「Hellosmile(ハロースマイル)」は、子宮頸がんの予防啓発を目的としたプロジェクトです。検診は「自分の健康は自分で守るもの」と自己責任で語られることもあります。一方、小巻さんは女性の健康を守るためには、誰かに「検診に行った?」と声をかけてもらうなど、周囲からの「おせっかい」も必要だと話します。

講演では、Hellosmileプロジェクトの歩みとともに、小巻さんが大切にしている「人とのつながり」についてお話しいただきました。

本社会場とWebのハイブリッド開催。
写真はT-PECアカデミー会場の様子

自身の病気をきっかけに始まった活動

小巻さん自身にも、「人とのつながり」によって病気が見つかった経験があります。

職場の後輩から相談を受け、クリニック探しを手伝ったことをきっかけに自身も受診したところ、乳がんが見つかりました。その後、子宮内膜症などもわかり、立て続けに女性特有の疾患を経験したことで、「それまで自分の体と丁寧に向き合っていなかった」と振り返ります。

入院中、「もし、まだ生きられるのなら何をしたいか」と考え、たどり着いたのが「女性が笑顔で生きられるお手伝いをしたい」という思いでした。それが、その後の小巻さんのライフワークとなっていきます。

2010年当時、乳がんの啓発活動として「ピンクリボン運動」はすでに広く知られていました。小巻さんが特に情報を届けたいと考えたのは、若い世代。そこで、若い世代にも関係の深い子宮頸がんに着目し、「まず知ること」「検診に行くこと」を2つの柱として啓発活動をスタートしました。

活動を通して実現したいのは、「女性に笑顔でいてほしい」ということ。この思いから「Hellosmile」という名前が生まれました。

「テーマパーク・エンターテイメント×啓発」で伝えにくいことを伝える

2024年Hellosmileイベントの様子
(サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド)
© 2026 SANRIO CO., LTD. APPROVAL No.P1809032

子宮頸がんは、キーワードが「子宮」「がん」「若い世代」と、決して伝えやすいとはいえないテーマです。そこでHellosmileでは、サンリオピューロランド(以下、ピューロランド)などのテーマパークという場所を生かし、ライブや試写会などの楽しいエンターテイメント企画と啓発セミナーを組み合わせるなど、独自の方法で情報を届けてきました。

さらに、活動を続ける中で「仲間が増えていくこと」もHellosmileの特徴です。TOKYO FMのパーソナリティ・LOVEさんの番組『ALL-TIME BEST』内では、「Hellosmile Request」コーナーで大切な人が思わず笑顔になるメッセージを添えたリクエスト曲を受付するなど番組を通じた活動が10年以上続いているほか、サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド(以下、ハーモニーランド)のイベントでは、歌手 新浜レオンさんが2021年からHellosmileプロジェクトの啓発活動に参加するなど、一度プロジェクトに関わった人が、その後も長く活動に関わり続けるつながりが生まれています。

活動は、国内にとどまりません。過去には、ユニクロとHellosmileのコラボレーションを通じて世界各国から寄付が集まったことをきっかけに、国連人口基金(UNFPA)を通じて、世界の女性の健康を支援する活動にもつながりました。

さらに、そのご縁から、女性を取り巻くタブーについて語り合う「Let’s Talk」の活動にも参加。日本ではHellosmileプロジェクトが「Let’s Talk」を担い、ピューロランドでイベントを開催するなど、一つの出会いが次の活動へとつながり、国内外へと広がっています。

小巻さん自身も日常の中で「おせっかい」を実践しています。

社員に「今年、検診に行った?」と声をかけ、まだ行っていなければ「行ったら教えてね」と伝えるそうです。

また、会社員は健康診断などを通して自分の健康を考える機会がありますが、非正規雇用の方や専業主婦の方、子育て中の方などは、自分自身のケアが後回しになってしまうこともあります。だからこそ、周囲から声をかけることも大切だと話しました。

<参考>

「誰も、一人にしない。」――T-PECサービスとの共通点

株式会社サンリオエンターテイメントの従業員一人ひとりが「共通言語」として大切にしている言葉「誰も一人にしない。」

小巻さんは、この言葉には、ティーペックが提供する相談サービスにも通じるものがあると話しました。

小巻さん自身、病気が見つかったとき、入院する直前まで子どもに話すことができず、親にも伝えられなかったといいます。病気という緊急事態に直面し、つらい状況にあっても女性は自分の家庭での役割などから、「家族だからこそ言えない」ことがある。

そんなとき、家族でも友人でもない第三者であり医療の専門職に話を聞いてもらえるティーペックの相談サービスは、大きな支えになるのではないかとお話しいただきました。

「いつも一緒にいる必要はなくても、誰かが自分を気にかけてくれることは、人が生きていく力になる。」

「出会う人たちは、何らかのご縁でつながっている」

小巻さん自身も、人とのつながりをきっかけに検診を受け、乳がんが見つかりました。人は「つながり」があるから頑張れる。Hellosmileの活動の根底には、そんな思いがあります。

若い世代が検診に行くために

講演では、若い世代が検診に行かない理由についても紹介されました。

「自分はならない」という根拠のない自信

「病気が見つかったら怖い」という恐怖心

「いくらかかるのだろう」という経済的な不安

「婦人科に行くこと」へのハードル

こうした一つひとつの壁を取り除き、「まず知ること」「検診に行くこと」につなげていくことが、啓発活動の大切な役割です。

質疑応答では、女性特有の疾患について男性に知ってもらうことの大切さも話題になりました。

小巻さんの印象に残っているのが、女性の健康に関する社内セミナーで40代の男性社員から聞いた「生理についてもっと早く知りたかった」という感想です。

女性のつらさが分からず、生理期間にどう接すればいいのか分からないために、長年一緒にいるのにパートナーにぶっきらぼうな態度になってしまうこともあったといいます。女性の健康を「女性だけのこと」にせず、周囲の人も知る。それもまた、誰かを気にかける「おせっかい」の一つなのかもしれません。

「今だからこそ、やる」

T-PECアカデミー講演中の様子

現在、小巻さんが新たに思いを寄せている地域の一つが、ハーモニーランドがあり、サンリオエンターテイメントと関わりの深い大分県です。大分県との関わりも一つの「ご縁」と捉え、子宮頸がんや検診について集中的に啓発活動に取り組んでみたいと、今後への意欲を語りました。

子宮頸がんの啓発活動を続けていること。そして、ティーペックと出会ったこと。

「10年前でも、もっと先でもなく、なぜ『今』なのかを考えると、『やれ』と言われているような気がする」

そんな力強い言葉も印象的でした。

――

今回の講演を通じて、検診や健康について「まず知ること」の大切さ、そして誰かを気にかける小さな「おせっかい」が、その人の健康や未来を守るきっかけになることを改めて学びました。

また、「誰も、一人にしない。」という思いや、人とのつながりを大切にする小巻さんのお話には、ティーペックの相談サービスにも通じる多くの気づきがありました。

小巻さん、このたびは貴重なお話をありがとうございました。

ティーペックは、若い世代の未来と笑顔を守るHellosmileプロジェクトの活動を、これからも応援していきます。

ティーペック代表取締役・鼠家より謝辞

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