がんに罹患した社員への就労支援の取り組み
取り組みのきっかけ
ティーペックでは、がんに罹患し、治療のために休暇が足りなくなってしまっている社員がいたことをきっかけに、がん患者がどうすれば仕事を続けられるかどうか検討を重ね、2014年、「がんに罹患した社員への就労支援施策」を実施しました。
がんに罹患した社員への6つの就労支援
1. 治療休暇制度
がん治療で通院する場合は、本人の希望により治療休暇を取得できる。
- 各月2日まで半日単位から取得できる。
- 特別休暇(=有給休暇)とする。
2. 就労時間の時差出勤、職場の配置転換
就労への配慮として、本人が申し出て会社が認めた場合は、以下を実施する。
- 時差出勤
- 負担が少ない部署への異動
3. 治療法の情報提供
当社で運営している「ハロー健康相談24」(医師、保健師、看護師等による健康相談)及び、「ドクターオブドクターズネットワーク®」(医学界の各専門分野を代表する医大の教授・名誉教授クラスの先生方によるセカンドオピニオン)を利用。
4. 病気の予防、早期発見、重症化予防の推進
- 法定健診に『がん検診』を付加(費用は会社負担)。肺がん、胃がん、大腸がんは全社員が対象、乳がん、子宮頸がんは全女性社員が対象で、がん検診の受診は任意。
- 45 歳以上5 歳毎に『大腸CT検査』『肺ドック』を、女性社員向けには『MRIレディース検査』『乳房検診』『子宮卵巣検診』を、選択して受診(費用は会社負担)。
- 自社サービス(ハロー健康相談24(上記))を利用。
6. 就労相談窓口の設置
治療と就労の両立のための相談窓口(人事部長、人事部主任以上)を設置。