健康経営のトレンドをキャッチする情報誌『Cept(セプト)』31号

『Cept(セプト)』は3か月に1度発行される、人事・労務ご担当者様向けの健康経営®情報誌です。健康経営に関わるご担当者様が、健康経営のトレンドや知識をアップデートできる内容を目指しています。自組織内の健康づくりにお役立てください。
概要
●特集
新卒を組織になじませ、離職を防ぐオンボーディング
甲南大学経営学部教授 尾形真実哉 氏
「オンボーディング」とは、新しく会社・組織に加わった人材の定着・戦力化を促進する取り組みを指す。業務習得を目的とするOJT(職場内訓練)に対し、「組織になじませること」を目指し、企業のルールや文化も含めた幅広いサポートを提供する。新卒・中途採用者の離職防止や定着への効果が注目されており、その考え方や効果的な運用について、尾形教授に解説してもらった。
●最先端レポート
不妊治療と仕事の両立に向け、国の支援策の積極的な活用を
国は少子化社会対策大綱に基づき、不妊治療と仕事が両立できる職場環境整備を企業に対し強く促している。不妊治療と仕事の両立支援は、企業に従業員のモチベーション向上・離職の減少などさまざまなメリットをもたらす一方、おろそかにしていると離職者増加・労働力減少など大きなデメリットとなる。あらためて不妊治療と仕事の両立を図る企業に対する国の支援策を整理する。
●in FOCUS Interview
DEI推進、家庭と仕事の両立支援に積極的に取り組む背景に「町の酒屋」から続く家族的な温かさ
株式会社 カクヤスグループ
酒類販売大手の株式会社カクヤスグループは、飲食店向けと家庭向けの両方に独自の配達網を展開して地歩を築いた。自社の強みを「ひと=従業員」に見いだし、従業員の健康維持・増進、職場環境と働き方の改善、酒販企業の責任としてのアルコール関連問題の解決を「健康への3つの取り組み」と位置付けて健康経営に注力。6年連続で健康経営優良法人にも認定されている同社の取り組みについて、担当者にお話をうかがった。
●健康トレンドワード
ACT(アクセプタンス・アンド・コミットメント・セラピー)
不快な思考や感情もありのままに受け入れ、自分にとって大切な価値を見つけ、それに向かって行動することを目指す心理療法。アメリカの心理学者スティーブン・ヘイズ博士らが1980年代に考案し、不安症やうつ病、強迫症などに効果があるとされる。「心理的柔軟性」という言葉でまとめられる6つの行動パターンの中から、不快な思考や感情との付き合い方に関わるスキルとして、「脱フュージョン」と「アクセプタンス」について確認する。
●法律相談Q&A
「間接的なパワハラ」も、パワハラ認定され得るのか?
数人の管理職から「取締役の一人からひどいパワハラを受けた」と訴えがあり調査したところ、明らかにパワハラに該当するような暴言が確認された。加えて、その暴言を傍らで聞いていた部下数人からも「こちらもパワハラを受けているようなもの」などの発言があった。仮に管理職がこのパワハラを訴え裁判となった場合、部下たちも間接的にパワハラを受けたと認定されることもあり得るのか。小笠原弁護士に聞く。
※Ceptは、ラテン語のcapere(つかむ)に由来。健康経営の最新情報やトレンドをキャッチし、未来・健康をつかむという意味を込めています。
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