T-PEC

健康経営のトレンドをキャッチする情報誌『Cept(セプト)』28号

『Cept(セプト)』は3か月に1度発行される、人事・労務ご担当者様向けの健康経営情報誌です。健康経営に関わるご担当者様が、健康経営のトレンドや知識をアップデートできる内容を目指しています。自組織内の健康づくりにお役立てください。

※Ceptは、ラテン語のcapere(つかむ)に由来。健康経営の最新情報やトレンドをキャッチし、未来・健康をつかむという意味を込めています。

※Ceptの著作権は、ティーペック株式会社、またはティーペック株式会社に正当に利用を許諾している第三者に帰属します。

概要

特集 

ライオンに学ぶ職域の歯科口腔保健活動

歯科医療費低減、生産性向上など多くの成果を生み出した予防歯科の実践に向けた取り組み

政府から「生涯を通じた歯科健診(いわゆる国民皆歯科健診)の具体的検討」が打ち出されたことで、職域における歯科口腔保健活動に注目が集まっている。歯の健康を守ることは、全身の健康増進にもつながり、歯科・医科の医療費適正化効果も期待できる。ライオングループが長年取り組んできた社内外に向けた施策を参考に、具体的な取り組みを考えてみたい。

Topics

セクハラ、パワハラ対策の次は、カスハラ対策に取り組もう

令和5年度 職場のハラスメントに関する実態調査/厚生労働省

近年、社会問題化している、カスハラ(カスタマーハラスメント)。厚生労働省は昨年、企業向けの対策マニュアルを作成・公開。また今後、労働施策総合推進法(パワハラ防止法)を改正し、カスハラ防止策を追加することも検討されている。こうした状況を踏まえ、カスハラを中心に「実態調査」の内容を読む。

最先端レポート

学習の意欲・時間・期間に悪影響を及ぼす7つの「ラーニング・バイアス」を特定

~学び合う組織に関する定量調査/パーソル総合研究所~

昨今の人的資本経営やリスキリングの流行に伴い、各種研修やeラーニングなどに注力するようになってきたが「これらを活用し、学びに励む従業員はごく一部しかいない」と嘆く声も教育・研修担当者から聞かれる。こうした状況の背景にあるものは何か?調査結果を読む。

健康トレンドワード

ジャーナリング

心に浮かんだことを、一気に、ありのままに書き出すことで、不安やストレスを抑える手法を指す。「書く瞑想」とも呼ばれ、メンタルヘルス不調の改善やマインドフルネスの状態を得る手法として注目を集めている。どのような方法で実施し、どのような効果があるのか、見ていきたい。

●法律相談Q&A

性同一性障害の男性社員に男子トイレを使ってもらうには?

戸籍上は男性で、女性として暮らす性同一性障害の社員。男子トイレを使うよう要望するも、ずっと女子トイレを使っている。他の女性社員から「怖い」という声が挙がっている。この件以外、職場でのトラブルはないものの、本人に男子トイレを使ってもらうことはできないのか。小笠原弁護士に聞く。

※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

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