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■『咳喘息』■
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| 皆さんは咳喘息という病気をご存知でしょうか。咳喘息は、ゼーゼー・ヒューヒュ ーという喘鳴や呼吸困難がなく、慢性的に咳だけが続く病気です。風邪をひいた後、 咳だけが一向に治まらず、むしろ日増しに咳がひどくなるという状態が3週間以上続 く場合は、咳喘息の可能性があります。咳喘息は気管支喘息になることもありますの で、風邪と片づけずに、早めの治療を受けることが大切です。今回は、この咳喘息に ついてお話しましょう。 |
| 咳とは |
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気道に異物が入ったり刺激が加わったりすると、その異物や分泌物を体外に排出しよ |
| 咳には |
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咳には、湿性の咳と乾性の咳(空咳)があります。湿性の咳は過剰に生じた痰を出す |
| 咳喘息とその症状 |
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咳喘息とは、気管支喘息(※3)に見られるようなゼーゼー・ヒューヒューという喘 |
| 治療 |
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この咳喘息には、一般的なかぜ薬・咳止め・抗生物質などは効果が少なく、気管支喘 |
| 日常生活の注意点 |
| 1.咳を誘発するダニ・ハウスダスト・ペットの毛などを極力減らすようにしましょ う。 布団に掃除機をかけたり、ほこりがたったりしないようなお掃除の工夫も大切で す。 2.風邪やインフルエンザにかかると、気道の粘膜が過敏になります。 日ごろから過労や寝不足を避け、外出時のマスクや帰宅時のうがい、手洗いを励 行し、風邪を予防しましょう。 3.空気が乾燥していると気道の粘膜が刺激され、咳がひどくなります。 加湿器などを使ってお部屋の湿度にも気をつけましょう。 4.急に冷たい風が入ってきたり、急激な気温の変化が起きたりしても咳が誘発され ることがあります。 外出時の服装や、室内外の温度差が大きくなりすぎないように気をつけましょう。 5.たばこの煙は気道に強い刺激を与えます。 ご本人の禁煙はもちろん、周囲の人が吸うたばこの煙にも気をつけましょう。 6.咳がひどい時は体力を消耗しますので、良質なたんぱく質や消化のよい食品を取 りましょう。 ただし、食事の取りすぎは、胃を充満させ横隔膜を刺激し咳が誘発されるため、 腹八分目にしましょう。 7.過労やストレスによっても咳が誘発されます。 日ごろから過労を避け睡眠や休養を十分に取るようにしましょう。 |
| おわりに |
| 長く続く咳は、咳喘息だけでなく肺結核・肺がん・間質性肺炎(※4)など、見過ご してはいけない病気があります。また、高血圧の薬(ACE阻害薬)の副作用による 咳や、心因性による咳などもあります。咳が長く続くなど、気になる症状がある時は 、軽視せずに専門医にご相談されることをお勧めします。 |
| (※1)副鼻腔気管支症候群 副鼻腔炎があると鼻汁がのどへ流れて気管に入って気管支炎が起こり、咳が 出ることがあります。 (※2)アトピー喘息 咳を唯一の症状とする病気で、咳喘息との区別が困難ですが、気管支拡張薬 が無効なことから区別できます。アトピー咳嗽の場合は、花粉症などのアレ ルギー治療に使う抗ヒスタミン薬や吸入ステロイドが有効です。また、気管 支喘息への移行はまれです。 (※3)気管支喘息 気管支に炎症が生じて気道が狭くなり、呼吸が苦しくなる病気です。呼吸に 伴ってゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴があり、発作がひどくなると命に かかわることもあります。発作が起きていない時でも常に慢性的な炎症が起 きていて、気管支が狭くなっており、わずかな刺激が加わっただけでも発作 が起きます。治療には気管支拡張薬やステロイド薬、抗アレルギー薬などが 有効です。 (※4)間質性肺炎 肺は肺胞というたくさんの小さな袋からなっています。肺胞は薄い膜ででき ていますが、何らかの原因でこの膜に炎症が起こり、膜が厚くなる病気です。 病気が進行すると息切れがひどくなり生活に支障を生じるようになります。 |
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