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■『たばこをやめよう−ニコチン代替療法について』■
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喫煙はがん、心臓病、脳卒中だけでなく、慢性気管支炎、肺気腫などの呼吸器系の病気 |
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ニコチン依存症 |
| 体内に入ったニコチンはわずか数秒で脳に到達し、その刺激により「目が覚める」「 集中力が増す」「気持ちが落ち着く」などの快感をもたらしますが、この作用は持続 しないため喫煙を繰り返してしまいます。また、体は次第に早くニコチンを処理でき るようになるため、より強い刺激を求めて本数が増えていきます。この結果、ニコチ ンの血中濃度が一定量以下になると、イライラ感や集中力の低下、だるさなどの不快 な症状(※離脱症状と言います)が現れるようになり、これを緩和するために、吸わ ずにはいられなくなるという依存状態に陥っていきます。 一方で、ニコチンの血中濃度とは関係なく、たばこを吸いたくなる心理的依存も生じ ます。さっき吸い終えたばかりなのに、人が吸っているのを見るとまた欲しくなる、 というのがその一例です。これは長年の喫煙によってたばこが生活の中に取り入れら れ、条件反射(習慣や癖)になっているためです。 |
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ニコチン代替療法 |
| ニコチン依存が強く、なかなか禁煙できない場合は、ニコチンガムやパッチなどの喫 煙以外の方法でニコチンを体内に補給し、少しずつ量を減らしてニコチンのない状態 に慣らしていく「ニコチン代替療法」が効果的です。 〈ニコチンガム〉 ガムタイプの製剤をかんで、ニコチンを口の粘膜から吸収させる方法です。ガムを噛 むという行為が口寂しさを解消し、たばこを吸いたいという心理的依存を和らげる効 果も期待できます。また効果の現れ方が比較的速いので、吸いたいという欲求を抑え やすいのも特徴です。喫煙本数が1日20本以下の人は、4〜6個の使用から開始し 、約3ヶ月かけて徐々に個数を減らしていきます。価格は1個80円程度で、薬局で 購入できます。仕事中や睡眠中などガムを噛めない状況があることや、顎の病気や義 歯のある人は噛みにくいこと、のどの痛みや胸やけ、胃の不快感があることなどが欠 点です。ニコチンガムは、ゆっくり噛む事が基本です。普通のガムと同じ速さで噛む と血液中のニコチン濃度が急激に上がって、頭痛や吐き気などの急性ニコチン中毒症 状が出てくることがあるからです。 〈ニコチンパッチ〉 皮膚にパッチを貼って、ニコチンを皮膚から吸収させる方法です。手軽で安定したニ コチン濃度を得やすく、睡眠中もニコチンが補給されるので、朝の一服予防にも効果 的です。用法としては、1日1枚ずつ、8週間かけてゆっくりとニコチン量の少ない パッチに切り替えていくのが標準的です。ニコチンパッチは手軽ですが、貼り始めた ら、たばこは厳禁です。貼った状態でたばこを吸うと血液中のニコチン濃度が許容範 囲を超えてしまい、急性のニコチン中毒を起こすおそれがあるからです。 ニコチンパッチは今年の6月からは諸条件を満たす場合に限り(下記の※禁煙外来参 照)保険が適用されることになりました。今までは、約2ヶ月間の治療で薬剤費が2 万円程度かかっていましたが、自己負担が3割の方で6千円程度になり、診察料も含 めて約1万円程度で禁煙治療ができるようになりました。 ※禁煙外来 |
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禁煙をするためには「禁煙をしよう」という強い動機を持つことと、禁煙するための工 |
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