ホーム>メンタルヘルス相談分析TOP>躁うつ病の電話相談-2(相談目的、相談者の声)


| サンプル数1,142例における相談の主目的を上位10項目についてグラフに表しました。 (一部重複回答あり) 約半数近くの方が病気についての相談というよりは、とにかく話を聞いてほしいといったスタンスの相談でした。具体的には薬を飲みつづけることへの不安、病気が治るのかといった今後への不安、経済面での不安、仕事上での不安などです。誰かに話したい、自分の考えを支持してもらいたい、人間として認めてほしいといった相談者の心情がうかがえます。 続いて、病気そのものについての相談、自分が服用している薬についての相談(副作用や飲み合わせ等)が多くありました。また、本人以外の方から頂いた相談では、どのように接したらいいのか、どういう言葉をかけたらいいのか、家庭看護についての相談が多くを占めていました。 |
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| これらの表現は相談者からの重要なSOSのサインだと考えます。早期に専門医を受診をして適切な治療を受けることにより、早期回復が期待できます。また病状によっては十分な休養も必要ですから、家族や会社の人たちの理解と協力が不可欠です。サインが見られたら放置せずに専門機関に相談する事が大切です。 |
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| 相談内容より、キーワード検索で、[自殺] [死] という言葉で抽出しました。 全相談1,142件中、[自殺]での抽出件数は25件、[死]での抽出件数は59件でした。 「躁うつ病に関する電話相談」で、それぞれ2%、5%の記録中の出現頻度になります。 内容を見ると、本当に深刻な相談から、狂言的なもの、何度も繰り返しているものなど、様々ですが、狂言にしろ、発作的に自殺企図があることを念頭に十分に注意を払い、早期に受診をさせることが重要です。病気の本人にはもはや自殺行為を思いとどまる余裕や判断はできません。周囲の人たちがいかに兆候を見逃さずに介入をしていくか、社会全体で支えていく必要性を理解する必要があると思います。 参考までに「狂言的な自殺行為」とは、浮気をされた腹いせに相手の女性の前で手くびを切った、うつ病で障害年金を貰うために安全量を調べた上で薬をたくさん飲んだ、会社へのあてつけで死ぬ気はなかったが遺書をかいて手くびを切った等の相談を実際にいただいてます。 |

| 全59例の分析でサンプル数が少ないのですが、約10%の方が一度も受診をされた事のないケースで、約64%の方は現在治療中で薬などを服用しているケースです。 未受診者にはすぐに受診をするようにお話をしますが、約2/3の相談者は治療中ということでした。中には処方された薬を飲んでないとか、先生が話を聞いてくれないのでこちらも何も言わなくなったなど、問題があるケースも見られました。 |
| 警察統計資料より 自殺者数の最新データ |