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ティーペック健康ニュース

第256号 2014/03/10  
発行:ティーペック株式会社

『マダニによる感染症に要注意―重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が拡大―

 2013年1月、国内で初めての患者が確認された重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニが媒介するSFTSウイルスに感染することによって発症します。これまでに53人が感染し、21人が死亡したと報告されています。(2014年2月25日現在)
 SFTSの感染者が、これまで九州、四国、中国、近畿地方でのみ確認されていたことから、SFTSウイルスは西日本を中心に分布していると考えられていました。しかし、国立感染研究所の調査によって、これまで確認されていなかった北海道、東北、関東などを含め23の道府県のマダニからSFTSウイルスが発見され、国内に広く分布している可能性があることがわかってきました。
 これから暖かくなる春に向けてマダニの活動が活発になるため、マダニの生息する野山や草木の多い場所に立ち入るときには注意が必要です。
 森林や草地などの屋外に生息し、全国に分布するマダニ
 SFTSの病原体はSFTSウイルスです。マダニが感染源となり、SFTSウイルスを保有しているマダニにかまれることで感染します。
 マダニは、小麦粉などの食品や畳などに発生するコナダニや、カーペットや衣類、寝具などに発生するヒョウダニなどの屋内に生息するダニとは異なり、主に、森林や草地、市街地周辺などの野外に生息し、日本全国に分布します。体長は吸血前で3〜8mm(吸血後は10〜20mm)と比較的大型で、固い外皮に覆われ、春から秋にかけて活動が盛んになります。日本には、47種類のマダニが生息するとされていますが、これらのすべてのマダニがSFTSウイルスを保有しているわけではありません。どの種類のマダニが保有しているのか、その保有率はどれくらいなのかなどの詳細な実体については、まだわかっていません。
 主な症状は、発熱、吐き気、おう吐、下痢など
 SFTSの主な症状は、発熱、食欲低下、吐き気、おう吐、下痢、腹痛などですが、頭痛、リンパ節の腫れ、出血症状(紫斑、下血)、白血球や血小板の減少などもみられます。6日から2週間程度の潜伏期間があり、重症化すると死亡することもあります。
 山野や草木の多いところで肌をできるだけ露出しないこと
 SFTSに有効な薬やワクチンはいまのところないため、マダニが生息するような場所に入る場合は、しっかりと予防をすることが最も重要です。

【野外での注意事項】
服装に注意する
そで先はぴったりとしていてゆったりとした長そでのシャツ、長ズボンを着用し、シャツのそで口は軍手や手袋の中に、長ズボンの裾は長靴やブーツの中に入れ込み、帽子などを身につけ、腕、足、首など、肌の露出部分ができるだけ少なくなるような服装でマダニが入り込まないようにしましょう。また、衣服に付いたダニを見つけやすいように色の薄いものを着用するとよいでしょう。
履物に注意する
履物は、必ず靴下を履いて靴を履きましょう。サンダルは避け、足を完全に覆う靴を着用し、決してはだしでは歩かないようにしましょう。長靴やブーツを履くのも効果があります。
山野では草の上に直接座らない
マダニの付着を避けるために、直接草の上などに座らないようにしましょう。
活動後はマダニを払う
屋外での活動後は、体や服をたたいて、マダニを払い落としましょう。また、マダニが付着していないか、刺されていないか、確認しましょう。
虫除け剤を利用する
肌が露出する部分には虫除け剤などを使用しましょう。衣服の上から用いるタイプのものを利用するのもよいでしょう。
帰宅後は念入りにチェックする
帰宅後は、すぐに入浴して体をよく洗い、衣服を着替えましょう。入浴時には、ダニが寄生していないかどうかの有無を、特に、わきの下、足のつけ根、手首、ひざの裏、胸の下、髪の毛の中などを中心に、念入りに確認しましょう。着用していた衣類はすぐに洗濯しましょう。
感染者の血液、体液、排泄物との接触は避ける
感染者の血液や体液、排泄物との接触感染が報告されていることから、これらに直接触れないように注意しましょう。
◇   ◇   ◇
 マダニに吸血されているのを発見した場合、無理に取ろうとするとマダニの一部が体に残ってしまい化膿したり、マダニの体液が残ったりするおそれがあるため、無理やり引き抜いたり、つぶしたりせず、そのままの状態で速やかに医療機関を受診しましょう。
 SFTSについての詳しい情報は、厚生労働省のホームページなどをご覧ください。
<参考資料>
『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A』(厚生労働省ホームページ)
『マダニ対策、今できること』(国立感染症研究所ホームページ)
『<速報>重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスの国内分布調査結果(第一報)』(国立感染症研究所ホームページ)
『<速報>重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスの国内分布調査結果(第二報)』(国立感染症研究所ホームページ) ほか
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