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歯周病を予防するためには、プラークコントロールのほかに、歯周病になりやすい要因を知ることも大切です。 |
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【歯周病のリスク要因】 |
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喫煙習慣がある |
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ニコチンが血管を収縮させ、歯肉や歯周組織の血流が悪くなり酸素不足や栄養不足が生じるため、細菌に対する抵抗力が低下し、歯周病菌が繁殖しやすく、また、悪化もしやすい。 |
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肥満である |
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脂肪細胞から歯周病を悪化させる物質が分泌されるためといわれている。 |
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歯並びが悪い |
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ブラッシングでの磨き残しができやすいため。 |
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間食が多い |
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歯周病菌の栄養分となる食べかすなどが常に口の中にある状態で、歯周病菌が繁殖しやすいため。 |
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疲労やストレスが多い |
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疲労やストレスによって免疫力や抵抗力が低下し、歯肉の炎症が起こりやすくなるため。 |
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妊娠している |
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ホルモンバランスが崩れることから、歯肉の炎症が起こりやすくなるため。 |
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閉経している |
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閉経後は、女性ホルモンの減少により歯肉の炎症が起こりやすくなるといわれている。 |
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骨粗しょう症である |
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更年期で女性ホルモンが減少するために骨がスカスカになり発症するといわれる骨粗しょう症にかかっている人は、同じく骨が破壊される歯周病にも注意する必要があるといわれている。 |
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