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ティーペック健康ニュース

第141号 2004/8/10  
監修:順天堂大学医学部附属順天堂医院総合診療科
 小林 暁子

『プール熱(咽頭結膜熱)』

子供に多い夏かぜの一つに「プール熱」という病気があります。プールに入った子供が集団感染したことから「プール熱」と呼ばれるようになったのですが、正式には「咽頭結膜熱」と言います。今年も過去最高の感染者を記録しており、また夏場以降でもこの病気にかかる子供が増えています。
 今回はこのプール熱についての原因、感染後の治療、看護、予防について説明しますので、感染の多いこの時期から気をつけて行きましょう。
 1.原因・感染経路
アデノウィルス3型、4型、7型の感染が原因です。
アデノウィルスは1年中活動しているので、夏以外の季節でもかかることがあります。くしゃみや咳などから感染する飛沫感染や、患者の鼻汁、目やに、唾液などに触って感染する接触感染などがあります。学校・プールなどが感染しやすい場所です。
 2.潜伏期間・症状・経過
潜伏期間は3〜5日です。
主な症状は「高熱・咽頭炎・結膜炎」の3つです。急に38度〜39度の高い熱がでるのが特徴です。のどが赤くはれて痛むほか、首のリンパ節もはれて押すと痛がることもあります。目は結膜(白目の部分)が赤くなり、目やにが出て目が開かなくなることもあります。そのほか「腹痛、下痢、咳」を伴うこともあります。
経過としては、熱は3〜4日で下がります。のどや目の症状も徐々によくなって1週間ほどで落ち着いてきますが、少し長引くこともあります。
 3.医療機関での治療
小児科に受診をしますが、結膜炎がひどい時には眼科にも相談しましょう。
ウィルス自体を治す薬はありませんので、熱には「解熱剤」、のどの痛みに対しては「炎症を抑える薬」が出ます。目の症状に対しては「炎症を抑えるステロイド剤入りの目薬」や、細菌による二次感染を防ぐため、「抗生物質が入った目薬」が処方されます。
 4.家庭での看護
発熱時のケア
@ 体内の熱が発散しやすいように衣類や布団は少なめにしましょう。
A 脇の下や足の付け根をタオルでつつんだ氷嚢などで冷やすと熱が下がりやすくなります。
B 高熱で辛そうな時は、医師の指示に従って解熱剤を使ってあげてもいいでしょう。
C 発熱時は発汗しますので、子供用のイオン飲料や麦茶、飲みやすい物で水分補給をしましょう。
脱水症のケア
発熱に加えて下痢を起こしている場合は「脱水症」を起こしやすくなります。水分が取れない状態が続いて、おしっこの量が減って出なかったり、ぐったりしてきた場合は受診をして点滴などの処置が必要です。
食欲のない時やのどの痛みがひどい時はプリン・ゼリー・アイスクリームなどの口当たりの良い物を選び、水分はしっかりと補給するようにしましょう。
目のケア
  @ 目やにがでたら、ぬるま湯でぬらしたガーゼやティッシュペーパーで目頭から目じりへそっとふき取りましょう。(一度使ったものは再度使わないようにしましょう。)
  A 処方された点眼薬はきちんとさしましょう。点眼薬を上手にさすには子供を仰向けに寝かせて頭の両横を膝ではさみ、固定してから目頭に1〜2滴たらします。容器の先がまつげなどに触れないように気をつけましょう。
  B 目やにが出ている間は感染の可能性があるので熱が下がっても目の症状が完全に治るまでは、外出や登園・登校は控えましょう。
 5.日常生活の予防法
@ 手洗いとうがいが基本です。
A 治った後も便にウィルスが約1ヶ月出るので、排便後やオムツ換えの後は特に手洗いを十分にしましょう。
B プールでの感染を防ぐには泳ぐ前後のシャワー、洗眼、うがいをしましょう。
C 目やにからもうつるのでタオルの共有や貸し借りはやめ、プール熱にかかった人が使う枕カバー、洗面器などの共有もしないようにしましょう。
D アデノウィルスは熱に弱いので、煮沸が可能な器具やタオルは煮沸消毒をする事も有効です。(100℃で3秒、あるいは56℃で5分)
プール熱(咽頭結膜熱)は感染力が強いので、身近な家族内から予防していきましょう。
また学校保健法では「主要症状が消退した後2日を経過するまでは、出席停止」となっています。主治医の指示に従い、学校・幼稚園・保育園ともよく相談して感染防止に気を配りましょう。
◇   ◇   ◇
<参考文献>
東京都感染症マニュアル          東京都
今日の小児治療指針           医学書院
標準小児科学              医学書院
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