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ティーペック健康ニュース

第114号 2002/5/10  
監修:順天堂大学医学部付属順天堂医院 総合診療科
小林 暁子

自分で見る健診結果

5・6月は、一年の中で健康診断を受ける方の多い季節です。健康の自己管理のため、あるいは疾病の早期発見のために、年に1回は健診を受ける事はとても大切なことです。

しかし、せっかく健診を受けても、検査の目的を知らないまま受けたり、結果の読み方がわからなったりという知識不足が原因で、 実際には疾病の予防に役立っていないケースや、「受けておいたから安心」という誤った認識で、なんら生活習慣の改善に繋がらずに健診が受けっぱなしで終わっているということが少なくないようです。

今回は、主な検査の目的および結果表の読み方、さらに結果の相談をする場合のポイントについてまとめました。 健診を受ける前と後に一読して、有意義な健診にしましょう。
 尿の一般検査の目的
Check1…尿タンパク検査
腎臓や尿管、膀胱、尿道などの異常を調べるものです。血液の中に含まれるタンパク質の大部分は尿細管で吸収され、 尿に出てくるのはごくわずかです。検査には、尿の中にタンパクが出るかどうかの「定性検査」と、 どのくらい出るかの「定量検査」があり、一次検査で行なうのは一般に「定性検査」です。 尿100ml中に10〜20mgは、生理的タンパク尿と呼ばれ、検査結果では「陰性」とみなされます。
Check2…尿糖検査
糖尿病を検査するものです。検査には尿糖(主にブドウ糖)の有無を試験紙で調べる「定性検査」と、その量を調べる「定量検査」があり、 一次検査で行なうのは一般的に「定性検査」です。健康な人は100ml中に2〜20mgしか出てきません。この程度なら陰性ということになります。
 血液の一般検査の目的
Check1…赤血球数の検査
赤血球が減ると貧血をおこし酸素の運搬能力が低下し、酸欠状態になります。逆にその数が増えすぎると、血液が濃くなって流れにくくなり、血管がつまりやすくなります。男性と女性とでは、多少の差があります。
Check2…白血球数の検査
体内に細菌や異物が侵入して炎症をおこすと、骨髄で白血球がさかんにつくられ、血液中に白血球が増えますので、疾患を診断する手掛りになります。
Check3…血小板数の検査
血小板は、血液の中で出血を止める働きをしますので、数が減ると出血しやすくなったり、血が止まりにくくなります。
 血液の生化学的検査の目的
血液の生化学検査とは、血液の中に含まれているいろいろな物質を分析するもので、どんな物質がどれだけあるかで体の健康状態、とくに各内臓の状態をチェックすることができます。
Check1…肝機能検査「GOT/GPT/γ-GTP/ALF/ZTT など」
これらの物質は酵素というもので、主に肝臓に存在します。肝臓に何らかの異常が生じると血液中に流出するため、主に肝臓のチェックの役割を担っています。
Check2…脂質検査「総コレステロール/TG など」
これらの物質は多いと動脈硬化・心臓病・肝臓病・脳血管障害の誘因となりますし、少なすぎると血管壁がもろくなったりということも生じます。
Check3…腎機能検査「クレアチニン など」
これは、体内でエネルギーとして使われたタンパク質の老廃物です。腎臓が正常に働いていれば、糸球体というところでろ過されます。血液中に増えるということは、腎機能の低下を意味します。
Check4…膵臓機能検査「アミラーゼ(ジアスターゼ) など」
これは、膵臓に多く含まれる消化酵素ですから、血液中に増えるということは、膵臓に何らかの異常が生じていることを意味します。
 結果表を見るときの注意点
通常、基準値を大きく外れている数値には、H(英語High高いの略)やなどのチェックが入っています。 まず、それの有無をチェックしてみましょう。
検査は機械で行いますので、多少の数値のブレが生じます。ほんの少しの基準値からの外れは気にしないようにしましょう。 何らかの疾患が疑われる場合は、数値が基準値の倍だったり、桁が異なるほどに違いがあることが多いです。また、気になる時は、前年の数値と比較してみたり、最近、何らかの体調の変化はないかを思い出してみるとよいでしょう。
かならず、総合コメントを読み、気にかかることがある時は専門家に相談しましょう。
 相談をする時の注意点
かかりつけ医や専門相談窓口に相談する場合は、必ず、結果表を手元に置いて相談しましょう。これまでの健診結果表が準備できれば、よりベストです。
最近、気になる体調の変化や自覚症状があれば、「関係ないかも…」と思っても、伝えましょう。専門家からみると非常に参考になる自覚症状である場合も少なくありません。
◇   ◇   ◇
<参考文献>
「今日の臨床検査2000」 南江堂
「一般健康診断ハンドブック」 中央労働災害防止協会
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